トマトには、人が口に入れたときに「おいしい!」と感じる「うま味」のもと、「グルタミン酸」がたくさん含まれています。
この「グルタミン酸」とは、コンブ節などのダシにもたくさん含まれている、うま味の成分の一つです。
うま味調味料の代表選手「味の素」はグルタミン酸の化合物が主成分になっています。
トマトに含まれるこの「グルタミン酸」の量は、野菜の中でもトップクラスです。
だから、生でももちろんおいしいけれど、煮込み料理にしても美味しいんですね。
自分自身のうま味で、一緒に煮こんだ野菜や肉や魚介類を美味しくする力を持っているのです。
まさに天然のうま味調味料と言えます。
世界各国でトマトの煮込み料理が昔からつくられてきたのは、そういうわけもあるのでしょうね。
ヨーロッパでは、みんなも大好きなミートソースやピザのソース。
シチューにも使われています。
南米では、マメや豚肉をトマトと煮こんだ料理も名物です。
皆さんもカレーをつくるときにトマトを一緒に入れてみて下さい。
生のトマトでも缶詰の水煮缶でも。
今までとはひと味ちがう、おいしさになりますよ。